熱血硬派くにおくん(FC、テクノスジャパン)
アーケード版の同名タイトルの移植作品です。
後のファイナルファイトなどの「ベルトスクロールアクション」の始祖とも言えるゲームであり、テクノスジャパンのもう一つの名作シリーズ「ダブルドラゴン」の前作にもあたります。
1980年代には珍しくなかった「ツッパリ」が主役であり、「正義のヤンキー」が「さらわれたダチ」を救うために「他校の番長」「暴走族とその頭」「スケバン」そして「ヤクザ」を殴り倒すという内容です。
基本的に1対多の状況であり、挟まれたときのために「左右方向にボタンが割り振られている」のが最大の特徴です。Bで左、Aで右。
右向きのときはAが前方にパンチ、Bが後方にキック。
左向きのときはBが前方にパンチ、Aが後方にキック。
慣れると直感的に操作出来るようになります。
また、AB同時押しで垂直ジャンプキックが同時にでますが、これが敵には結構効果的。
しつこく出すと引っかかってくれるので、起き上がりにうまく重ねるなりすると封殺出来る可能性があります。
ファミコン版では、3・4ステージにルート選択という要素が加わっており、作中最強と言われるみすずを回避することが可能になっています。
動画では避けていますが、3ステージ目で右側のドアに入るとみすずが出て来ます。
個人的にこのゲームは難しかった印象なんですが、レトロフリークのシンクロ連射によって救われた感じがあります。
殴り負けない。
流石に最後のさぶはひとつミスすると銃撃で即死するので、一見さんのままクリアすることは出来ませんでした。
今でも色褪せない魅力があると思います。
さすがに「ツッパリ」はもう化石レベルではありますが…